№510 伊奈ジョッギングロードを走る
「伊奈ジョッギングロード」は、埼玉県県民活動総合センターへの通学路である。6.35㎞の道とあるが、端から端までは走ったことがない。今日は時間があったので、県活の帰りにそのスタート地点まで行ってみた。
県活を過ぎると、このジョッギングロードは急に寂しくなり、草ぼうぼうである。道も細くなり、ジョッギングロードの脇を流れる綾瀬川も、川幅2メートルぐらいと、小川に毛が生えた程度に心細い。
このジョッギングロードは上(カミ)から行くと、左側に綾瀬川が流れ、右
側は広々とした田んぼが続く。ようやく田植えも終わり、残っている田もわずかだ。最近は田植え作業も機械化が進んだせいか、女性二人だけでの田植え作業を二組も見かけた。
スタート時点から1kmも進むと、「埼玉県県民活動総合センター」の偉容な姿が見えてくる。この地点から見ると、かなり大きな建物だ。県活の教室から見ても、この広々とした田んぼを望むことができる。
さらに進むと、「伊奈クリーンセンター」がある。ここには那須のお
友だち、Kuriちゃんが働いている。彼女とは、この工場の前で何度か鉢合わせをした。。「俺はゴミ屋だ」と自分を卑下するのが、彼女の口癖である。
また彼女は、このクリーンセンターの敷地内に自主的に畑を耕し、できた作物を皆に分けてあげるのが楽しみなのだそうだ。畑作りの名人でもある。
この工場の前に、伊奈総合学園のグランドがある。硬式野球の練習場だ。野球場には「行くぞ甲子園、己のすべてを出せ」の垂れ幕が下がっていた。
写真を撮ろうと中を覗いたら、部員に大きな声で「コンニチハ~~」と声をかけられてしまった。もちろん、私も挨拶は返したが、その礼儀正しさにびっくりした。その先には、ハンドボール場、ソフトボール場と伊奈学園の運動場は続く。
この先まで行くと、このジョッギングロードを散歩したり走っている人、犬の散
歩をさせている人などが目につく。さらに進むと、東北新幹線をくぐる。ここまで来ると、綾瀬川は川幅が10メートルとかなり広くなる。川には悠々と鯉が泳いでいるのを眺めることができる。
このまわりには伊奈特産の梨畑も散在する。そういえば、農家の人が高齢になり、なかなか梨畑の経営も難しくなってきているという。「いきがい大学」のクラスメートの一人は、何人かでこの畑を借り受けて自主的に梨栽培をやっていると話していた。良い話だ。
田んぼだけかとよく見ると、麦畑も多い。この季節を麦秋というが、まもなく麦の借り入れも始まるのではないだろうか。
そうして、終点に到着だ。ここまでの道のりは6.35㎞という。自転車で走ってみると25分くらいとなんという事もない距離だ。しかし、四季の花々や自然に囲まれてとっても気に入っているサイクリングロードだ。































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