カテゴリー「展示会」の37件の記事

2013年10月15日 (火)

№2120 里山アート展(2)

 昨日の記事は、佐藤賢太郎さんの作品紹介が主だった。それでは、【里山アート展】では何が行われたのかを紹介したい。

034  この催しは、佐藤賢太郎さんが中心の【NPO法人 コスモ夢舞台】が主催していた。新潟県の阿賀町は老人化率41%と、新潟県でも一番高齢化が進んでいる町らしい。この町を活性化し、若者を呼び込もうと、10年前から行われている定例行事のようだ。

 この日は、第10回記念展示会とのことで、神主の祝詞から始まった。少し仰々しいセレモニーのような気もしたが、まあ、いいじゃないの。

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054  その後、巫女として登場したフランス在住の舞踊家間宮千晴さんの田圃を一杯に使った【八乙女の舞】が披露された。裸足で広い田んぼを舞う姿は、何とも気持ちのいいものだった。

 その後も、相棒のフランス人男性と一緒に、田圃の中でパーフォマンスを展開していた。解説によると、世界で初めて紹介されるダンスとのことだ。

045055062064  田圃のなかでは、その後も次々と様々な出し物が演じられていた。新潟大学の学生によるフォークソング、和太鼓、安来節、フラダンス等田圃の中で演じられる催しに、観客一同拍手喝さいだ。

049  ただ、言っちゃ悪いが、田舎の学芸会程度のものだったかな。

【10月14日の歩行記録】5,537歩

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2013年10月14日 (月)

№2119 第10回里山アート展(1)

Pa140015  春以降、向かいのOhnoのお父さんが、「この秋に行われる【里山アート展】の準備に忙しい。自分の一世一代の仕事だから、ぜひ時間を空けて見に来てもらいたい」と言っていた。Ohnoさんの一世一代の仕事なら、行かずばなるまい。

 会場は、新潟県阿賀町の豊実というところだ。那須からは、片道約160㎞ほどあった。前の晩からOhnoのお母さんも那須に来ていた。朝8時前に一緒に車で出た。豊実に着いたのが、午前10時前だ。【アート展】の開会は午前11時とのことだ。

003  その前に、この展示会の主催者佐藤賢太郎さんの作品が並べてある【フクロウ会館アートギャラリー】の展示物を見物させていただいた。ご存知ない方もいるかもしれないが、佐藤賢太郎さんは石の彫刻家だ。『石の持つ重く冷たいというイメージを、豊かな感性と独特の技法を用いて作り出す作品は、やさしさとあたたかさに溢れ、人々を魅了してやまない』という紹介があった。

007_2008_2010016  【フクロウ会館】に展示されている作品を何点か紹介してみたい。本人の了解を得ていないので、無断で紹介していいものなのかどうかはわからない。

 佐藤賢太郎さんは、一時、埼玉の高校の先生をやっていたらしい。石の彫刻家を志し、先生の仕事を投げうって名古屋の石の彫刻家に師事していたとのことだ。独立し、生まれ故郷の新潟県豊実で、作品作りに没頭しているらしい。

 この【里山アート展】も、佐藤賢太郎さんの作品を中心に田圃のあちこちに芸術作品が並べられていた。豊実の小さな村だけではなく、新潟県にとっても大変な芸術家として遇されているようだ。

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047  今回のアート展で、会場に並べられていた彼の作品を紹介したい。これは、むろん一般公開されているので、アップしても大丈夫かと思う。彼の作品の前を、ちょうど磐越西線の蒸気機関車が通りかかった。急いで撮ったので、ちょっとピンとが緩いかもしれないね。

068  会場を出て、津川という町に行った。ここでも、【狐のお嫁入り】という佐藤さんの作品が展示されていた。新潟県阿賀町は、佐藤さんの作品が一杯だった。

 そういえば、埼玉県にも佐藤さんの作品がたくさん見られる。埼玉県民活動総合センターのロビーにも、佐藤賢太郎さんの作品が飾られていることを知る人は少ないかもしれない。

【10月13日の歩行記録】3,204歩

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2013年8月 4日 (日)

№2047 恒例の【小さな展示会】

P8030001_5  今年も【あるるのいえ】の向かいのOhnoさんの小さな展示会場で、【あら草香しら 那須バージョン】の展示会が開催されている。今年で4回目になるという。

  【ギャラリーあら草香しら】の展示会は、ふつうは伊奈町で6月と12月の年二回開かれているが、8月だけは那須バージョンで、特別展示場で開かれる。趣旨は、暑い埼玉を避け、一緒に涼しい那須で遊んで行って貰いたいというもののようだ。

 この展示会場は、Ohnoさんの手作りだ。ただ、普段は作業場として使われているので、この展示会開催のために掃除に大わらわだった。掃除はお父さん一人で行い、終わったころに展示品を積んだKayoさんの車が到着した。早速、展示品を並べていた。

P8030010_3  展示品は例年とそんなに違ったものはないようだ。衣類、焼物、革製品、帽子、蔓のバッグ、古布等の展示品が並んでいる。その一部を紹介したい。八月いっぱいの展示会だ、時間があったら、那須に遊びがてら、ぜひ訪ねてみてください。

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2012年12月25日 (火)

№1824 第21回楽しうれし展

Pc240001 年二回の恒例行事【楽しうれし展】が、伊奈のギャラリー『あら草香しら』で今年も開かれている。今回の会期は、12月22日から1月7日までである。ただし、31日と元旦は休業とのことだ。

 並んでいる展示品は、古布の洋服・バッグ・小物・革・つるのバッグ・アクセサリー・陶器・木器・織の洋服等だ。

Pc240003 女房が織の洋服やマフラー、フェルト作品などを出品しているので、毎年付き合わせていただいている。来客者にはお汁粉も振る舞われる。さらにはAgeちゃんの手打ち蕎麦が一日限定20食で用意されている。

 この日も蕎麦を食べがてら、ギャラリーを訪れてみた。毎年のことながら、結構お客さんで混んでいた。

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 並んでいる作品は以上のようなものだ。

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 女房は、先日の自宅展で手持ちの作品が手薄になり、夜なべでマフラーなどを織っていた。5~6本も織れたのだろうか。さらに、夕食後にはフェルト作品を一生懸命作っていた。

 そういえば、バッグ作品を出展している女房の友だちYokoさんが、「シンさん、私をベトナムに連れて行ってくれないかしら」と女房に言っていたそうだ。しばらくは、もうベトナムはいいかな。

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 相変わらず、Ageちゃん手打ちの蕎麦は美味しかったヨ。

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2012年11月12日 (月)

№1,776 【第2回自宅展】終わる

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 女房の作品を中心に、友だちの作家と共催した【第2回じたくでてんじ】が無事終了した。目論見は、親しい仲間が集まって、サロンのようなお茶飲み会ができればいいのよ、とのことだったが、お陰様で狭いわが家に大勢の仲間が駆けつけてくれた。

Img_8794 朝10時に開店だったが、開店と同時に来ていただいた友だちは、夕方まで腰を落ち着けて、仲間との際限ないおしゃべりに熱中していた。それも一度限りではなく、何度も来たという友だちもいたようだ。

 皆さんお茶菓子を持ちより、連日のお茶会だった。お陰様で、庭の柿の実も大人気だった。私の友だちも何人か見えた。オリーブさんは同僚と一緒だったし、Midoriさんは物見遊山がてらだ。彼女に自宅展の話をしたら、ぜひ伺いたいとのことだった。結果は、「私には高価で、気にいったものもあったが、とても手が出せなかった」とのことだ。売り物ではない梅干をぜひ分けてもらいたいとのことで、お金を出していったそうだ。

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Img_8744 女房の手織りは一品モノで、結構高価である。ただ、買っていった方は大喜びしてくれるのが、何よりの救いだ。昨晩おいでいただいた方も女房の作品を何点か持っているが、「どこに着て行っても、皆さん羨望の眼で見てくれるのが何よりもうれしいのよ」と話していた。近いうちにパーティが開かれるので、そこにも着ていきたいとのことだった。

 そういえば、先日おいでいただいた方も「海外旅行に着ていったら、イタリアの女性が大勢寄ってきたの」と嬉しそうに報告していた。そういうお話を励みに、大変な細かな手仕事に精を出しているようだ。

Img_8773 手織りのマフラーも20本程用意していたが、ほとんどなくなったようだ。もっとたくさん用意しておけばよかったと後悔していたものの、後の祭りだ。糸を染めて、手織りをするので、そんなに簡単に生産できないものだ。夏の暑い盛り、遊んでいないで作っておくように何度か忠告したが、軽く聞き流していた。そのつけが来たのだ。

 それでも、主がお茶飲み会なので売れなくてもいいの、と平然としていた。

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 友だちも、たくさん友情出品をしてくれていた。フェルト作品に絣の着物、手作りの蔓篭、手作りのお菓子、アクセサリー等だ。来客者はそれぞれ興味を持って、手にとっていた。

 この一週間、朝から晩まで自宅に閉じこもりきりだった女房は相当にストレスが溜まり、疲れているようだ。まあ、しばらくはこのような展示会もないようなので、ゆっくり休んだらいいと思う。

 夜20121111_214116 は打ち上げパーティーだ。参加したのは今回の展示会を手伝ってくれた息子の少年野球の仲間のお母さんたちと、その監督をしたSaitoのおとうさんたちだ。全部で九人の大パーティーになった。展示会でくたくたの女房に代わって、皆さん、料理を持ち寄ってくれて大助かりだった。我が家でこのように夜集まったのは初めてじゃなかったかな。結構、深夜まで盛り上がっていたね。Img_8788

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2012年11月 6日 (火)

№1,770 【自宅展】始まる

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 昨日の11月5日(月)から、わが狭い居間で女房の作品を中心に並べた【第2回じたくでてんじ】の会が始まった。もちろん、女房の作品が中心であるが、友だちも多く出品してくれたようだ。

 女房は、右のサイドにも【マイフォト】展示をしているが、糸から染めて、手織りをし、ベストやジャケットを作っている。もう20年にもなるだろうか、マイペースで作っているが、買った仲間からは高価なものにもかかわらず、結構評判がいいようだ。ただ、全部が手作りなので、なかなかそう簡単に作品が出来上がらない。

Img_8740 今年も、春から自宅展をやるんだと公言し、作品作りにいそしんでいたが、結局自宅展用に出来たものは20点余りだった。その代わりといってはなんだが、マフラーをたくさん用意していた。そのマフラーも、朝方は籠一杯にあったのが、夕方には半分ほどになっていた。「マフラーの評判がいいので、また糸を染めなけりゃ。特に赤系の売行きが良かった」と呑気な事を言っている。この展示会でなくなったからといって、簡単には出来ないのがこの手作りの弱みである。

Img_8734 那須から風花さんが和洋着物を出品してくれた。志木の友だちはフェルト作品を出品した。また、永年お附き合いのある洋子さんは、ツル篭の出品だ。そして、息子の友だちのお母さんは、手作りお菓子を出品している。

Img_8747 先日信州で紅玉をお土産に買ってきたが、早速、リンゴジャムを作り出品していた。さらには、よせばいいのに、私の手作りの梅干も瓶詰にして置いていたようだ。「枯れ木も山のにぎわい」だって。

 いずれ、作品を売るための展示会ではなく、仲間が集まってワイワイお茶を飲めればいいのだそうだから、呑気なものだ。

Img_8748 そして初日、ものすごいお客さんが集まって、充分に対応ができなかったらしい。私は用事があり、朝から夕方まで県活にいたのだが。特に、近所のお母さんたちが多く集まってくれたらしい。「朝から晩までお茶のみをしていた」となりの奥さんもいたようだ。4軒隣の奥さんはお茶出しをしてくれた、と話していた。

 案の定、洋子さんは庭の柿をもぎ「あら、この柿美味しいわね」とお客さんに供していたらしい。

 こういう具合だから、今週の日曜日までの会期中に、果たして売るものが残っているのかどうか心配だ。「早者勝ちで良いのよ」と、あくまでもノンビリ構えてはいるようだが。近所に住む、私のパソコンの先生オリーブさんもぜひ来たい、とのことだったが、早く来ないとめぼしいものがなくなるよ。

Img_8737 作品展を写真に撮るように女房に依頼して出かけたのだが、光の具合が悪く、ほとんどピンボケか真っ暗だった。私が、とりあえずと撮った写真をお見せしたい。【マイフォト】には時間をかけてアップすることにしたい。

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2012年10月27日 (土)

№1,760 自宅で展示会

      第2回 おうちでてんじ

久し振りの自宅展です。狭い空間ですが、また、みんなでお茶をしましょう!!!

期間:2012年11月5日(月)~11月11日(日)

開催時間:午前10時~午後4時

【協力してくる友人】

   風花さん(那須):布の洋服

   伊東さん(志木):フェルト

   斉藤さん(蓮田):手作りお菓子

   冨田洋子さん(草加):つる篭

会場:佐々木悦子宅

上記のように、わが奥さんの【自宅展】が開かれる。もう5~6年前になるのか、一度自宅で展示会をやり、大好評を博したことがあった。あまりに楽しかったので、来ていただいたお客さんから、「今度は、いつ自宅展をやるの」と何度も催促があったようだ。

 しかし、自宅展をやるには肝心の作品が出来上がらない。矢張り、ある程度の展示品がないと開けないのだ。それが、今年の春から「この秋には自宅展をやる」とあちこちで宣伝していた。その割には、さっぱり作品が仕上がっていない。

 ついに尻に火がついたのか、このところは部屋に閉じこもりきりで、作品作りに没頭していた。話しを聞いてみると、その割には作品ができていないようだ。何点作ったのと聞いたら、「5~6点くらいかしら」というから呆れてしまった。

 その不足分を友だちの展示品が埋めてくれるらしい。「いいの、いいの!!仲間でお茶会をやるのが楽しいのだから」とノタマッテいた。

 案内書も、上記の文書葉書でわずか50枚ほど出すのだそうだ。私は葉書作りを手伝わされた。

 ご興味があり、お暇な方は【自宅展】を覗いてみて下さい。いずれ、並んだ作品は【マイフォト】にて公開いたします。

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2012年8月 5日 (日)

№1,677 あら草香しらin那須

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P8040003 今年も、わが家の向かいのOhno家の別棟にて、【ギャラリーあら草香しら】の展示会が始まった。この展示会は、6月と12月に伊奈町で行われる展示会の那須版である。始めてから、もう4年になる。看板は、父さんが手作りで彫った3mもある大きなものだ。

 この展示室も手作りで、全部お父さんの手になるものだ。昨年も紹介したので繰り返さないが、天井は竹張りで、お父さんの職人技は見事なものだ。

 展示物は、伊奈町で行われているものとそんなに変わりはないのだが、それでもこの展示会を楽しみに埼玉から大勢の友だちが駆けつけてくれる。昨日も7人の方が来てくれていた。

 友だちがやって来るのは展示会も楽しみなのだが、涼しい那須を満喫するのが何よりの楽しみらしい。

 それでは展示品の一部を紹介してみる。蔓作りの手篭、衣類、布バッグ、コースター、アクセサリー、吊るし雛、革製品等である(写真の上でクリックすると、大きな画像になります)。

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 この展示会は、8月4日から8月29日までのロングランだ。時間のある方は、一度訪れてみたらいかがだろうか。埼玉から那須までは、高速道路を使うと一時間ほどだ。

 ちなみに、サボりグセのついた女房は、今回は作品を出していないようだ。

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2012年6月23日 (土)

№1,634 第20回楽しうれし展

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Img_8061   6月と12月に行われる定例の【楽しうれし展】の展示会が、今年も伊奈町のギャラリー【あら草香しら】で始まった。年二回の展示会で、今回で第20回になるので、10年目の節目の年となる。会期は、6月22日(金)~7月4日(水)までとのことだ

 那須で向かいに住むOhnoさんのKayoお母さんがやっている展示会だ。3階建の自宅に手作りの展示会場を作り、その2階と3階を展示会場に使っている。

 例年、かばん・バッグ・衣類・アクセサリー・革製品・木工品など手作り作品が並べられている。わが女房も、この展示会に出品するために、連日連夜作品作りに没頭していた。何を作ったのか私は知らないが、パンツとかベスト等衣類品を作っていたようだ。

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 リフォームした衣類    布製のバッグ     籐で編んだバッグ

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    陶器類         革のお財布        木工品

Img_8059   今日は、並んでいる作品を紹介してみたい。初めて見るのだが、吊るし雛なども飾ってあった。興味のある方は、ぜひ一度顔を出してみて下さい。

Img_8047  私はお昼過ぎに行ってみたのだが、来客者が大勢いた。恒例のAgeちゃんの手打ち蕎麦もやっていた。蕎麦は一日20食限定で予約制とのことだ。私は予約をしていたのだが、今日は何人も断ったらしい。この手打ち蕎麦は、腰も強くなかなか美味しい。食べたい方はぜひ予約を…。

 念のために、電話番号を記しておく。℡048-721-3053

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2012年2月17日 (金)

№1,507 北京故宮博物院展

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 上野の東京国立博物館 平成館で開かれている、【北京故宮博物院200選】展を見学してきた。結構人気の高い展示会のようで、入場者数が近年にないほど良いという報道だった。しかも、開催の終わりが2月19日までと迫っている。前々からぜひ見たいと思っていた。

 私は、北京の故宮博物院や台北の故宮博物院にも行ったことがある。北京は2回ほど行ったのだが、紫禁城の壮大さだけに目がいって、展示品を観た記憶はない。また、台北の故宮博物院も展示品が多くて、何が何だか分からないうちに過ぎてしまった。

Img_7261 今回の展示会は、10数万点もある北京の故宮博物院にあるものの中から、えりすぐりの200点を選んで持ってきたということなので、ジックリ見てみたい。それにしてもすごい人だった。平日の昼間なのに、100メートルも並んでいただろうか。入場するのに30分もかかった。当然、ほとんどがシニア層だったが…。

 入場と同時に、500円を支払い【音声ガイド機】を借りた。こういう展示会は、ただ単に展示品を観て歩くだけでは、歴史的な意味がわからない。このガイド機での説明を聞きながら、丁寧に一枚一枚を見て歩いた。それにしても、展示品の周りは黒山の人だかりで、人を見るだけでも疲れてしまうほどの人気だ。

 中国の歴史は、【書の歴史】だということがよく分かる。1000年も前の書が鮮やかだった。皇帝などの自筆の書も展示されていたが、雄渾で素晴らしい書だった。

 山水画なども展示されていたが、私が特に素晴らしいと思ったのは趙孟頫の『水村図巻』と張択瑞の『清明上河図巻』だ。前者は、元の末期の皇帝であった趙が描いた山水画だ。山村の風景を枯れた筆致で描いていた。ガイド説明によると、この皇帝は帝国の運営に苦しんでいたとのことだった。

Img_7262 この皇帝趙は、書の上達のために、王義之の【蘭亭序】を何度も書いては練習したとのことだ。そういえば、中国のお土産の【蘭亭序】の拓本を額装し、自宅の居間に飾ってあるのを思い出した。

 さらに、後者の図巻は大部なもので、北宋時代12世紀の庶民の暮らしが活写されていた。本物の図巻は展示期間が過ぎたとのことだったが、複製品の拡大版を見ただけでも素晴らしいものだった。

 清の皇帝康熙帝や乾隆帝の像にも興味を持ったが、その着ていた服装の展示品は見事だった。皇帝が着る着物は黄色というか金色で、必ず龍が描かれている。その龍の爪は、普通は4本爪なのだが、皇帝の龍は5本の爪を持っているなど、興味のあるエピソードもあった。さらに私が興味を持ったのは、清の皇帝は代代信仰していた宗教がチベット仏教だったということだ。今の中国政権がチベット仏教を弾圧していることを思うと、複雑な思いに駆られた。

 わずか200点とはいえども、人垣をかき分けながら展示品を見るのは疲れるものだ。それでも3時間もいただろうか、充実した時間が持てた。

 このような展示品は、たぶん、北京の故宮博物院に行っても見ることはできないものなのだろう。それにしても、往時の皇帝のもとに、よくもこれだけの名品が集まったものと、その権力の偉大さに目を瞠って帰ってきた。

 

 

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