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2013年12月22日 (日)

№2188 俳句今年のベスト5

 『桟雲の会』の課題で、今年のベスト5の俳句を選んで来るようにとの宿題が出た。さて、今年会報に載ったYamahiko先生が選んだ私の俳句を抜き出してみよう。昨年は、年間100句くらい俳句を作っているが、抜き出してみると、41句が会報に載っていた。

 そのなかから、これはという句を選んだ。今日はその句を紹介し、先生がどのようなコメントを付けてくれたのかを紹介してみたい。今年の3月発行の第13号に、以下の句が載っている。

蒼穹に梯子を反らし出初式

 初めてのことだが、この句はその月の特選に選ばれている。句評で、『「反らし」の語が効果的。ポイントを一つに絞り、象徴的に表現したのがいい。余分な語がなくていい』とコメントしている。ただ、私はテレビで出初式を見て作った句だ。先生からは、「実際に見たら、もっと良かったのに」とコメントされた。

大寒や自家の沢庵配りゆく

 この句は自家製の沢庵がうまく出来たので、近所の知り合いに賞味して貰った時に作った思い出の句だ。Yamahiko先生からは、『素材が面白い。これでいい』との評をいただいた。また、高校の同窓俳句会でも選者のSenshuさんから『一年中で一番寒い時季で、今年の関東は例年に比べ寒いようである。震えるように寒い時だが、掲句は自家製の沢庵を隣近所や友人に配ったという。大寒という季語の取合せの句で、感じが出ている』と評され、特選をいただいた思い出の句でもある。ただ、『配りゆく』ではないもっと別の表現がなかったのか、若干の悔いは残る句だ。

黄水仙朝の食卓飾りけり

 この句にはYamahiko先生から、簡潔に『「飾り」が適切』という評をいただいた。この句にもSenshuさんから『掲句は庭に咲いた黄水仙を切り花にして朝餉の食卓を賑わし、香りが感じられる句である』との評をいただいた。まことに、わが心境を評したコメントだったとしみじみ思った。

如雨露もて庭に水撒き梅雨明くる

 この句には『視点がいい』との評であった。私は「如雨露」と「梅雨明くる」の対象が面白く、会心の出来だと思ったのだが、特選句というわけにはいかなかったのが残念。「如雨露」という素材を見つけたのが良かったのではないかな。

樹の洞に赤啄木鳥啼くや沼の夏

 この句は、那須滞在中に沼っ原湿原で見た光景だった。私は、那須滞在中に沢山の俳句を作っている。那須は、それだけ俳句を作る素材が豊富な事も確かだ。俳句の作句に悩んでいる時には、那須の自然を思い出している。

 【今年のベスト5】として、以上の5句を提出した。まあ、自分では若干上手くなったかなと思うこともあるが、それでもまだまだだね。「俳句は下手だね」と年賀状をいただいた元同僚のSさんはどう評価するだろうか。

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