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2011年7月18日 (月)

№1,286 【なでしこJapan】世界一に

【画像】なでしこジャパン/FIFA女子ワールドカップ・ドイツ 2011 ついに【なでしこJapan】がやったね WorldCup女子サッカーで、アメリカを破りついに世界一となった。いやいや、大変なことをやってくれたものだ。

 この大会で、日本チームに勢いがあったのは確かだ。メキシコには、格の違いを見せて圧勝した。決勝リーグのドイツ戦でも、地元開催のドイツを辛勝で破り、準決勝のスウェーデン戦も危なげない勝利だった。ただ決勝で当たるアメリカには、24回戦ってただの一度も勝ったことがないという。

 【画像】澤穂希/FIFA女子ワールドカップ・ドイツ 2011真夜中の試合は、手に汗を握る一戦だった。こういう大試合には先制点が必須だ。それをアメリカに取られた。絶対不利な中でも、不思議と日本チームに焦りを感じなかったね。【アメリカの白い壁】に果敢に挑んでいく姿には、感動すら感じさせるものがあった。そして後半、ついに同点に追いついた。

 延長戦だ。これも延長前半に、早々とアメリカは加点した。相当不利な戦いを強いられ、延長後半ではもはやダメかと諦めかけた。試合終了間際にキャプテン澤穂希のシュートで同点に追いついた。 まさに奇跡的なシュートといったら失礼かな。

 それにしても、今大会での澤の活躍は目を瞠るばかりだった。キャプテンとしての重責をこなしつつ、果敢にシュートを打っていく。そして、今大会の得点王に輝いたのは立派だ。まさに、日本女性の鏡じゃないか。ここまでくる間の彼女の努力は並大抵のものじゃなかったのではなかったのではないかと想像させられる。

 とうとうPK戦になった。日本チームの輪には笑顔があった。ここまで来た満足感と自信に満ち溢れた笑いじゃなかったのか。この笑顔を見て、もしかしたら行けるんじゃないか、と感じた。

 それにしても、PK戦のアメリカ第一シューターを止めたゴールキーパーの海堀のキープぶりは見事というしかない。体と足の動きが別だった。見事、足ではじいたのだ。第二シューターのゴールキックも止め、勝ちを確信した。

 そして、見事世界一に輝いた。本当におめでとう。日本全体に元気をくれ、世界に【日本はまだまだ大丈夫】ということを示してくれた。

 信じられないかもしれないが、日本サッカー協会の内規では、男子がWorldCupで優勝した場合は一人3500万円の賞金、それに対して、女子が優勝した場合の賞金は150万円という。あわてて、この内規を見直すという。男子並みの賞金にしてもらいたいものだ。

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